楽しみ方を間違えた
ふと我に帰って、気がついたら記事を書いていた。
────────
こんにちは。はるもです。
皆さんは最近配信開始された『どうぶつの森ポケットキャンプ』はご存知でしょうか。
初めはガセと言われていたが、あのどうぶつの森シリーズがついにスマホ版で登場しました。
どうぶつの森シリーズと言えば、家庭版と携帯ゲーム機版は大ヒットを起こしている任天堂の看板作品のひとつとも言えます。
どのシリーズでも、主にどうぶつたちの住む村の住人となり、交流しながら村を繁栄させていく、といった流れになっています。
そんな今作のどうぶつの森はと言うと、主人公となる我々がキャンプ場を運営し、同じようにキャンピングカーで旅をするどうぶつたちと交流しながら自分の作ったキャンプ場へ招待する、といった設定になっています。
先述しましたが、今までのシリーズでは一つの村に住人が住み、出会いと別れを繰り返しながら村を繁栄させていく、というのが主な設定でした。
しかし今作では時間と共に出現するどうぶつが入れ替わりし、お願いを叶える事で好感度を上げていく、一見するとギャルゲーのような作りになっています。
この好感度がMAXになると、このゲームで言うところの経験値が上昇し主人公のキャンパーとしてのレベルが上がる、というのが大まかな流れになっています。
このギャルゲー好感度システムとキャンパーレベルについて事項では深く掘り下げていきます。
────────
じゃあどうやって好感度上げんのよって話になるのですが、主に2つの方法があります。
実際のゲーム画面を用いながら解説していきます。
まずこのようなマップ画面から行きたい場所と会いたいどうぶつを選びます。
場所を選んだらタップして会話
ここで赤く出ている会話、これが好感度を上げるが方法その1となります。
これは出現すると1回しかできず2回目以降は話題がないと返されます。
雑談するだけで好感度上がるなんてぼくみたいな陰キャには優しい世界すぎてボロボロ涙が出てきました。
次にその上にある『これどうぞ』のコマンド
これをタップすることでそのどうぶつが欲しいとする素材(虫や魚、果物など)を提供し、好感度を上げることができます。
このように素材を提供することで、どうぶつたちから家具を作るための素材を貰うことができます。
これが好感度を上げる方法その2となります。
これは会話と違って出現すると3回までおねがいを叶えることができます。
好感度が上昇すると左上にある経験値がどんどん溜まっていき、MAXになるとキャンパーレベルが上昇します。
ここまでが好感度の話。
じゃあこのどうぶつたちはお願い叶えたらどうなるの?って話になるのですが、今作品ではここにソーシャルゲーム的要素が含まれています。
マップのどうぶつが先ほどと変わっているのがわかりますか?
左下に『いなくなるまで〇〇時間』とありますね。
要はどうぶつたちは一定時間が過ぎるとエリアからいなくなり、次にまた別のどうぶつたちが入れ替わりでやってくるというシステムになっています。
ここまではゲームをやった人からすれば当然知ってることですよね。
このキャンパーレベルが上がるにつれて登場するどうぶつが増えたり作れる家具の種類がどんどん増えていきます。
────────
始めのうちはゲームの仕組みを理解するのにゆっくり時間をかけてやっていたのですが、レベルが上がるにつれて遊びの幅が広がるのであれば、まずはレベル上げを重視した方が良いのでは?と考えるようになりました。
このゲームにおいてレベルを効率よく上げるにはどうすれば良いか考えた結果、大きく3点の事がわかりました。
まず1点目、3時間に1回は起動してお願いを叶えるということです。
これはまぁ当然といえば当然のことです。3時間に1回決まった時間で入れ替わるならそのタイミングでお願いを叶えて経験値を稼いだ方がいいですよね。
2点目はリーフチケットをすべてアイテムスロット増築に使うということです。
リーフチケットとは、何か時間のかかるアクションをするたびにその時間を短縮することができる、いわゆる課金アイテムです。
しかし普通のソーシャルゲームのようにこのゲームにもミッションが設けられており、達成すると無課金の人でもリーフチケットが手に入れることができます。
私は仕事の関係上15分の休憩が細かく設けられているので、起動してから実際にプレイ出来る時間は10分もありません。
なので私はこのリーフチケットを全て使い、アイテムの持ち上限を増やすことにしました。
なぜなら現在手に入る素材の種類は全部で20後半〜30くらい(だったような)なので、言ってしまえば全ての素材を10個ずつ持っていればいちいちお願いを叶えるたびに素材を取りに行く手間が省けるからです。
お願いを叶えたなら空いた時間で減ったアイテムを補充し、どうぶつが入れ替わるまで待つ。
こうすることで、短いプレイ時間でも効率よくどうぶつのお願いを叶えることが出来ます。
3点目は、フレンドを作らないことです。
ちゃんと補足すると、ここでは『アクティブではないフレンドを作らない』という意味です。
スマホ版どうぶつの森においても他のソーシャルゲームのようにフレンド機能が実装されています。
仮にフレンドを作っていないと
このように知らない誰かがどうぶつたちと同様ランダムにエリアに出現します。
エリアに出現すると、その人のキャンプ場へ行けたりできますが、注目する機能はバザーです。
いらないアイテムを選択し、バザーに出すことでこのように
商品として買うことができます。
バザーの一番の狙い目としては果物。
特に、なし、さくらんぼ、ももです。
なぜならこれらのくだものは3時間に一度しか回収できず、りんご、オレンジヤシの実と違い、木が村に1本ずつしか生えていないからです。そのためこれらのアイテムを他所から補充できるのが最大の魅力となっています。
(※12月8日追記
村に2本生えてる果物の木はランダムらしいです。失礼いたしました。)
ここで一旦フレンドの話に戻ります。
先ほどお話したフレンドですが、仮にフレンド登録した人がいると高確率でエリアに出現するようになるのです。
そのため別にそんなにアクティブではないユーザーとフレンド登録してしまうとせっかくのバザーで素材を補充するチャンスをみすみす捨てていることになるのです。
そのため私はフレンド登録の無意味さを痛感し、最初に登録した一人を除いて一切行なっていません。
卍†ソロプレイヤー†卍として活動することで真のサイクルが誕生するのです。
────────
スマホ版が配信された直後、無性にDS版がやりたくなり、実に小学6年以来にその電源を入れた。
村の雑草はボーボーで村のどうぶつにも「お前誰だっけ?……ああお前か!」みたいなリアクションを取られる始末。
半分笑いながら村をゆっくりと回る。
静かに流れる海と川。
化石を掘りに外へ駆け回り、疲れたらカフェ行ってひと息つく。
ふと、自分はスマホを片手に何をしていたのかと、自問した。
どうぶつの森というゲームは時間を忘れどうぶつたちとほのぼのスローライフを送るゲームではなかったのか?
なぜ私は時間に追い詰められながらどうぶつたちの願いを叶えるために馬車馬のように走り回らなければならないのか?
時には自然のバランスを壊しかねないほど魚や虫を乱獲し、またある時には果物が出品されておらず見知らぬ他人に舌打ちを連発した。
自分はいったい何のためにこのアプリをやっていたのか。
ふと思い立って自分のキャンプ場を見てみる。
四天王戦前かよ
このゲームのメイン要素であるはずのキャンプ運営を完全に放置しレベルを上げることだけに専念していた男の末路である。
気がついたらアプリは起動しなくなっていた。
────────
このゲームをソーシャルゲームとして捉えていたのがそもそもの間違いで、『どうぶつの森』としてプレイしていたらもしかしたらもっとのめり込んでいたかもしれない。
むしろ早い段階で気づけたのは良かったのかもしれない。
もう少し時間を置いたら再開してみようかなと思います。
みなさんもぜひキャンパーとして素敵な生活を送ってください。
12月4日
はるも